2024年度 MOA美術館茅ヶ崎児童作品展
第32回を迎えた本年は市町内から768点の力作が応募されました。その中から上位10点と入選90点は茅ヶ崎市民文化会館にて会場展示し、その他全ての作品はここホームページにてオンライン展示をさせて頂きます。今年も様々な画題や場面に創意工夫をこらした作品が多く寄せられ、子どもたちの感受性が豊かに表現された素晴らしい作品展となりました。引き続き厳しい社会情勢の中でも協賛企業団体を始め皆様のご支援があって実現出来ました事に深く感謝申し上げます。
出展者ご本人はもちろん、ご家族、祖父母、親戚、知人、先生等多くの方が作品をご覧になられ、作品から元気や癒やしを頂くことで、社会の皆さんが共に子どもたちの情操教育を考え、一助足り得る事が出来ましたら幸いです。ぜひ皆さまのご感想、ご意見をお寄せ下さい。
審査員 講評
大野麻子先生(多摩美術大学卒・日本画家)
明るく元気な作品や、地球の未来への思い、自分自身をみつめる作品、いろいろな作品に今年も元気をいただきました。ありがとうございました。
柘植勝先生(立体造形作家・横浜美術協会会員)
今年も力いっぱいの個性あふれる作品を見せてもらいました。例外にない暑さや災害、またニュースで見る戦争などの困難の中、これらを乗り越えた頑張りを感じます。点描、フロッタージュ、コラージュ、糸縫いなど描法にも工夫があって、成長ぶりを感じました。次回も楽しみにしております。
表彰式
茅ヶ崎市民文化会館1階展示室にて表彰式が行われました。入賞者100名に保護者を合わせた大人数でしたが、初めて参加された方も多く、大勢の来賓の先生方がご出席する中で開催され、会場は感動の拍手に包まれました。
来賓の先生方からは以下のようなお言葉を頂きました。
市長「コロナ後は児童の作品がどんどん力強くなってきました。そして今年の市長賞は姉妹都市締結記念としてホノルルの市庁舎に展示予定です。今後はさらに子どもたちにとって身近になる交流都市にしていきたい。」
議長「茅ヶ崎市議会とホノルル市議も友好議会として結んでおり、絵画を通じた文化交流についても楽しみにしておりました。文化・芸術・創作活動の発展に引き続き支援をしてまいります。」
河野議員「こうして入賞作品を見ていると子どもたちが見たその瞬間をどのように絵に表そうと一生懸命考えているが分かるし、この素晴らしい作品を審査しなければならない先生方も大変だと思いますが皆さんはぜひ今後も絵を書き続けて下さい。」
教育長「身体と心がどんどん大きくなっている今だからこそ見える所、感じる事が表現されていて感動しました。来年はもっと多くの子ども達に参加してもらえるように
私も学校に勧めていきたいと思います。私たち大人も皆さんの夢や希望が叶う町づくりに全力をつくしていきます。」
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入賞作品
茅ヶ崎市長賞(茅ヶ崎代表)
「富士山ととんぼのむれ」
鶴が台小学校 2年 江口稜真
この作品は自然がすきだからかきました。
日本の自然といえば富士山。とんぼといえばヤゴ。ヤゴといえば田んぼだからです。さいしょはわくわくしてかいたけど、学校がはじまるまでに間に合わないかもと思ったらできました。
富士山や太陽や田んぼやとんぼなど、本物に近づけたくて、スマホの写真を見ながら考えました。かんせいしてみたらとてもよかったです。